2020年6月6日土曜日

タガメが産卵&交尾しました。ゲンゴロウ初齢幼虫も脱皮。





去年生まれたタガメ達がすっかり成熟しまして、メスのお腹が卵でパンパンだったんですよ。

そろそろ産卵させないとまずいなと思ってはいたのですが、近親交配を続けると遺伝子が劣化していきますので、結婚相手を募集していたのですがなかなか見つからないので諦めまして、今年は兄弟姉妹同士の交配をすることにしました。



先日水槽に木の棒を立てたところ一気に産卵が始まりまして、卵塊の上に重ねて卵塊が産みつけられ地層のような状況になってしまいました。



ちょうど昨日産み付けられた卵塊の少し下で産卵しているメスをみつけましたので動画に収めました。









メスが白い泡をだしていますよね。この中に卵が入っているんです。

少し待っているとオスが登ってくるんですが、このオスは上に産み付けられている卵塊のパパさんらしく、メスを乗り越えて卵塊に水分を補給します。



水分補給後はそのまま水に戻るのかと思っていたら、なんと帰り際に産卵中の雌と交尾したんです。

なんとまあ、要領の良いパパさんでしょうか。まさにデキル男ですよね。

少し長い動画になってしまいましたが、水面と卵塊の間を3往復します。



タガメは10匹くらい居ますので、これからも大量の卵が産まれそうです。

餌代がかなりかかるので、全部育てられるか分かりませんが頑張りたいと思います。



続けての話題ですが、ゲンゴロウの初齢幼虫が次々と脱皮して二齢幼虫になっています。

ゲンゴロウの幼虫は短時間であっさりと脱皮してしまうため、その瞬間に居合わせるのは難しいのですが、先日脱皮中の幼虫を目撃しまして、動画に収めることが出来ました。







ゲンゴロウの幼虫って、こんなふうにプカッと浮かびながら脱皮するんですね。

知りませんでした。

さらに、途中まではじわじわ脱ぐけど最後は一気にピョコっと脱出するするんですね。

延べ数年間にわたってゲンゴロウの繁殖をしていますが初めて見るシーンで新鮮でした。



ゲンゴロウの幼虫も既に6匹生まれていますので引き続き頑張ろうと思います。

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