2024年2月18日日曜日

2024年2月室内にゲンゴロウ水槽を置きました

 うちではゲンゴロウをベランダの水槽で飼っております。

一応、世代別にも管理しておりまして、こちら2021年に生まれた個体を飼育している水槽です。

もう三歳ですので、そろそろ寿命。今年は繁殖には使いませんので余生は室内水槽で過ごしてもらうことにしました。


水草がもじゃもじゃで結構汚いです。


生き残りは3匹。全部メスでした。
ゲンゴロウもメスのほうが長生きするのですかね。


水槽やフィルタ、照明等は5年以上前に購入してベランダに衣装ケースに長らく放置してあったものをかき集めました。
長く生き物を飼っていると特段何も買わなくても必要な機材を探せば見つかるのがいいですよね。


セットアップしてみると照明が青い。。
色を変化させられるLEDライトなのですが、LEDの赤ランプが少し弱割っているようです。

ゲンゴロウが休めるように茶こしを入れてあげました。

水槽は仕事部屋に置いてあります。
仕事中に眺めて癒されようと思います。




2024年2月4日日曜日

ゲンゴロウ池冬の様子

 10月にゲンゴロウ池をお借りして以来、3カ月ぶりに様子を見に行ってきました。

池はガッチガチに凍っておりました。


こんな氷の下でゲンゴロウが冬眠しているのでしょうか。
長期間にわたり呼吸ができない可能性がありますが、大丈夫なのでしょうか?

池にはお父さん(地主様)が入れてくださった発泡スチロールの箱があります。
きっとゲンゴロウはこの下に違いありません。


発泡スチロールを陸揚げして下を探しましたが、ゲンゴロウの姿はありませんでした。
水中カメラで池の底を撮影してみることに。


結構長いこと撮影を試みましたが、ゲンゴロウは水中カメラに映りませんでした。
落ち葉の下にいるのか??

最後の手段は、氷を割ってのガサガサです。
棒で叩いて氷を割ります。

厚さ3cmくらいありまして、重たい棒じゃないと割れません。
かといって80Kgの重さには耐えられないようでして、私が乗って歩けるほどの強度はございません。

氷が割れたらタモ網で掬い出します。
結構重いです。
網が破れないように気を遣いながらの作業になります。



さて、ガサガサ開始です。


最初に出会ったのは、ミズカマキリ。


そして、マツモムシ。
寄り過ぎてピントが合いませんでした。


オオコオイムシ


クロゲンゴロウとアカガエル。
同時にキャッチしました。
アカガエルも氷の下で冬眠するんですね。
カエルの場合は皮膚呼吸もありますので、氷の下に閉ざされても水面に出れなくなっても困らないのでしょうね。


ホトケドジョウ。
10月に別の池で捕獲してこの池に放ったものが捕まったのだと思います。
なんせ、ここは元鯉池ですので小魚類は全て捕食されてしまって棲息しておりません。


ムラサキトビケラの幼虫。
水中ミノムシのような印象です。
よく見ると水底にたくさんいます。寒くても結構活発に動くみたいです。


2日間トータルで3時間くらいはガサガサしたのですが、遂にホンゲンゴロウを見つけることはできませんでした。
10月にはあんなにたくさんいたのに。。

池の最も深くて絶対に凍らない場所で集団越冬しているのか、あるいは10月に鯉の餌がもらえなくなった時点で飛び去ってしまったのかいずれかだと思います。

飼育下ではお腹が減ってもそんなにすぐに飛んで逃げるような印象は無いのですが、野外ですぐに飛び去ったのだとしたら、思った以上にフットワークの軽い昆虫だということですね。

春になったらまた行って探索してみようと思います。

動画も作成しましたので是非ご覧ください。

お借りした休耕田に水を張っていただきました

ゲンゴロウの生息地にお借りした休耕田に地主様が水を張ってくださいました。 取水口から少しずつ水が入っているようで、じわじわと溜まってきたところです。 カエルの声が聞こえてのどかな雰囲気。 畔には草が生え始めていてここからかなりの勢いで成長しそうです。 この休耕田は中山間地域...