2020年12月5日土曜日

水元公園のかいぼりに行ってきました

水元公園のかいぼり( 11/15、12/5)に参加してきました。

かいぼりというのは「池の水全部抜く」と言えばわかりやすいですかね、何年に1回か分かりませんが定期的にやっているようで毎回ボランティアを募集しているんです。

水元公園には何個もの池がありまして、11/15は水生植物園、12/5は現況保存池というところでした。


主催者の説明を聞いた後「池の水全部抜く」で出演者が来ているような胴長を履いて池に入っていったのですが、思ったよりキツイ作業でした。

なにがキツイかというと泥の中に足が刺さってしまうとなかなか引き抜けないんですね。最初は泥の中を一歩あるくのも大変で途方に暮れてしまいました。

捕まえた生物を入れるためのタライに体を預けながら進むと足が泥に刺さらないので少し楽でした。

面白いもので、水路でつながっているはずなのにそれぞれの池で生息する生き物に違いがあるんですね。

水生植物園の方は小合溜という江戸時代に中川をせき止めて造られた三日月湖につながっているためか魚の種類が多くにぎやかな感じでした。

他にもいたかもしれませんが自分が目撃した生物は下記の通りです。

・ライギョ(カムルチー):外来

・アカミミガメ:外来

・アメリカザリガニ:外来

・タイリクバラタナゴ:外来

・カダヤシ:外来

・ブルーギル:外来

・ウシガエル:外来

・ギンブナ:在来

・モツゴ:在来

・ツチフキ:在来

・スジエビ:在来

予想はしていましたがほとんど外来生物ですね。

自分も初めてライギョを捕るという経験ができました。ベテランの方に捕り方を教わったのですが、泥の中を手でまさぐるっているとなんかブニブニした感触の物体に触れるんですがそれがライギョなのですね。手で触れても逃げるようなこともないのでそのまま手づかみでタライに乗せることができます。そんなやり方で大小4匹ほど捕獲できました。大きいものは40cm近かったと思います。

捕獲されたカムルチー

現況保存池の方は極力人の手が加わらないように普段はアクセスができない場所にありまして、最もワイルドな池とのことで期待しておりましたが生物種は意外と少なく少し寂しい感じでした。

自分が目撃した生物は下記の通りです。

・ライギョ(カムルチー):外来

・アカミミガメ:外来

・アメリカザリガニ:外来

・ウシガエル(オタマジャクシ):外来

・カダヤシ:外来

・モツゴ:在来

・ギンブナ:在来

・スジエビ:在来

・ミズムシ:在来

ウシガエルのオタマジャクシ

アカミミガメ

自分はカメの捕獲を頑張りまして、8匹をゲットしました。カメもライギョと同じで泥の中を手でまさぐるのが一番手っ取り早いです。
手で触れたときにブニっとするのがライギョでコロっとするのがカメです。

両日とも足腰が筋肉痛で大変でしたが、たくさんの生き物と出会えたので楽しかったです。
また参加したいです。

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