今年はがぜんビオトープに興味を惹かれておりまして、うちのベランダには抽水性の水草などを植えております。
6月に手賀沼で採集してきたオモダカも元気で綺麗な白い花を咲かせています。
うちのベランダは東向きなので少し日当たりが不足しているのですが、その分は夜間に植物育成用ライトを灯して補っています。
とても優美な姿で鑑賞を楽しんでいたのですが、最近アブラムシが凄くて気になっていたんですよね。茎に葉っぱにビッチリついています。
3株しかありませので手作業で取り除いても取り切れなくはないのですが、テントウムシに食べさせてみたくなりました。
で、ネットで調べるうちに出てきたのが今回ご紹介のテントップというテントウムシ製剤です。テントウムシがアブラムシを食べてくれるというのは誰しも知っていることだと思いますが、今や農薬として売られているんですね。驚きました。
飛べないように品種改良してあるようです。
注文するとすぐにクール便で届きました。
中にはおが屑と針の先程の小さなテントウムシの幼虫が入っていまして、それを植物にまくのが正しい使い方のようです。
うちの場合、用途が水草ですので撒くと水面に落ちておぼれてしまいそうですので蓋をあけた容器をオモダカの根本に置いておきました。
幼い頃、近所の原っぱでてんとう虫の成虫に加え幼虫もよく目撃したものですが、こんなに小さかったっけかな?
途中、風が吹いて容器が金魚水槽に落ちてしまいまして結構な数が金魚に食べられてしまったようですがそれでも十分な数のテントウムシの幼虫さんがオモダカに取りついてくれました。
あまりに小さいやつらなので最初は頼りなさそうに思っていたのですが、翌日にはガラッと印象が変わりました。
こ、コイツ等凄い!
旺盛な食欲で大量のアブラムシを捕食し、わずか一日でオモダカからアブラムシが消えてしまったのです。
そしてたった1日で二回りも三回りも大きくなり、幼いころに目撃したテントウムシの幼虫と同じ大きさにまで成長しました。
テントウ虫たちは、オモダカのアブラムシを食い尽くすと新たなエサを求めてうちのベランダを徘徊し始めましたので、次はホテイアオイのアブラムシを駆除してもらうことにしました。
ホテイアオイはゲンゴロウの産卵用に使っているのですが、オモダカにも増してビッチリとアブラムシが付いていました。ホテイアオイは観賞用ではないのでアブラムシが居ても別によいのですが、テントウムシ君がやる気なのでやって貰うことにしましょう。
さすがにホテイアオイのアブラムシは量が多く食べ応えがあったようですが、それでも二日できれいさっぱりアブラムシが居なくなりました。
いや~ほんと仕事ができる子達です。
ホテイアオイがキレイになるとまたベランダで徘徊が始まりましたので、次はタガメ水槽内に植えてあるガガブタを綺麗にしてもらうことにしました。
おい、大事に食べろよ~!うちのアブラムシはこれで最後だぞ~。
ガガブタは水面に浮いていて飛び職人のような仕事が要求されますので苦労するはず。。
それでも1日くらいしかもたないだろうなぁ。。
子供が学校で朝顔を育てているらしく、間もなく持ち帰ってくるそうなので次はそこで働いてもらいましょうかね。
それにしても凄いやつらです。
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