2020年5月20日水曜日
ゲンゴロウの幼虫が孵化しました
一昨日の夜のこと、やっと我が家でもゲンゴロウの幼虫が2匹孵化しました。
昨年は結構準備したにも関わらず全く交尾する気配すらなく結局1匹も生まれませんでしたので、2年ぶりの嬉しい出来事となります。
早速通販でコオロギの幼虫を購入しまして与えました。
ゲンゴロウの1齢幼虫が餌を食べ始めるのって孵化から何日目が普通なんでしたっけ?
久しぶりなので忘れてしまいました。。
2匹のうち一匹は今朝コオロギを捕食しているのを目撃したのですが、もう一匹の方は丸2日経った今でもまだ絶食中で少し心配です。
と、思ったらたった今喰らい付きました!よかったー。
ゲンゴロウの1齢幼虫に餌を与えるのってコツをつかまないと結構苦労するんですよ。
動きの遅いミズゲジが簡単に入手できればよいのですが、東京どまんなかですのでそんな環境の池などがございませんしね。やはりコオロギを通販で買うしかないんです。
コオロギが厄介なのは、運動性能が高いので水面をかなりの速さで泳いだりゲンゴロウの幼虫が入っている容器から外に飛び出たりすることなんですね。
だからといって殺して動かなくなったらゲンゴロウの幼虫は食べませんしね。動かない餌をピンセットなどで掴んでお口の前にヒラヒラさせて食べてくれるのを待つってのはかなりしんどい作業なんです。
で、思いついたのがマヨネーズとかケチャップなんかを弁当に添えるための小さなポリカップを逆さに水面に浮かべ、その中にコオロギを入れる方法です。
こうしておけばコオロギは狭い範囲でジタバタしてくれて逃げられもしませんので、放っておけるんですね。丸1日くらいは水面で泳がせておいても元気ですし。
ちょどオートフィーダのような感じになり実にらくちんなのであります。
うちでは今シーズンが始まったばかり。
いっぱいゲンゴロウを殖やしたいと思います。
2020年5月5日火曜日
ゲンゴロウ&タガメ水槽の蓋を作りました
コロナ騒動で旅行がキャンセルになりましたので時間が大量にございます。
今年は4月が寒かったせいか我が家では金魚の繁殖がまだ始まっておらず雌のお腹が膨らんでくるのを待っている状態でして、なおさら時間があります。
で、やってみたのがゲンゴロウ&タガメ水槽の蓋作りです。
完成品がこちら。
木枠に金網(エキスパンドメタル)をはめ込んだ檻のような姿をしております。
ゲンゴロウは甲羅干しをしますし、タガメは水面より上に突き出た杭に産卵しますので蓋とは言っても3Dな構造にする必要があるんです。
木枠に金網をはめ込むには木に溝を掘る必要があるのですが、溝切ができる丸鋸は高価ですしカサ張るので半ばあきらめつつ調べたところ「トリマー」という専用の機械があることがわかり、安かったので購入しました。
機械の基本的な仕組みは横にも削れるドリルでして、スイッチを入れて木に穴を空けた後横にスライドさせると点が線になるように溝を切ることができます。
ガイドがついているんですが真っすぐスライドさせることは結構難しく溝がところどころ曲がってガタガタになってしまいました。
でも今回の場合は溝にはめる対象が金網ですので多少溝が曲がっていても金網を同じように曲げればちゃんとはまってくれるんですね。結果オーライです。
木枠が長辺2枚、短辺2枚できました。短辺の木枠では各辺がピシッとくっついていませんが、最終的には長辺とくっつけるときに揃えてからネジ止めします。
4枚の木枠をくっつけ、上蓋も同じように作って蝶番で止めれば完成です。
やった! 苦労しましたしお金もそれなりにかかりましたが素敵な蓋ができました。
せっかくこんな蓋を作ることができましたので、今年はゲンゴロウもタガメも繁殖を頑張りたいところです。
タガメは去年の夏に羽化した新成虫が10匹ほどいるのですが兄弟同士で繁殖すると悪い血が濃くなってしまいますので是非入れ替えをしたいことろです。
今年2月からはタガメの売買が禁止されてしまいましたのでもはや購入に頼ることはできません。
捕獲してもいいのですが、可能であれば他のタガメ愛好家の方と交換してエコな感じでやれたら嬉しいですよね。
下記は去年作成した昆虫交換サイトなのですが、ユーザ登録は数名の方にしていただくことができたものの、肝心の昆虫登録はまだ私だけしかしておらず交換に至っておりません。全国のタガメ愛好家の皆様、是非交換登録をお願いいたします!
(無料、個人情報登録不要)
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お借りした休耕田に水を張っていただきました
ゲンゴロウの生息地にお借りした休耕田に地主様が水を張ってくださいました。 取水口から少しずつ水が入っているようで、じわじわと溜まってきたところです。 カエルの声が聞こえてのどかな雰囲気。 畔には草が生え始めていてここからかなりの勢いで成長しそうです。 この休耕田は中山間地域...

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