2019年7月25日木曜日

ホンゲンゴロウの幼虫を採集しました(実はクロゲンでした。後日談)



最近、タガメのネタばかりになっていますが、自分としてはブログのタイトルの通り、金魚とゲンゴロウがメインなんです。



うちには6匹のゲンゴロウがいまして、出身等は以下の通りです。



・静岡県産と思しきオス・メス → タガメ.netで購入して自家繁殖

・青森県産と思しきオス・メス → アクアフィールドで購入

・産地不明なオス・メス → ヤフオクで購入



ところが、残念なことにみんな不能なんです。

6匹一緒に数か月飼っていますが、全く交尾する気配がありません。



いずれも購入品ですので、近親交配が進んでしまって繁殖能力を失っているのだと思います。



やむなく、ワイルド物を採集しに行くことにしました。

新幹線代、レンタカー代、宿泊代、おまけにJAF代がかかってしまい、凄い出費をしつつ土日の2日間探し回ったのですが、成虫はみつかりませんでした。

が、3齢幼虫2匹と2齢幼虫1匹を捕まえることが出来ました。

最低限の目的は達せられたので初回としては及第点としましょう。
この時期はまだ新成虫は出ていないのでしょうね。



ワイルド物を持ち帰るのは自然保護の観点から気が引けますが、「必ず3倍に増やして戻すからね」と心に誓って連れて帰ってきました。









結構大きいので、ホンゲンゴロウに間違いないでしょう。餌のコオロギを勢いよく召し上がっておられます。








コオロギを与えるときはプラスチックのカップを被せて浮かべておくと、元気のよいコオロギでも逃げることが出来ず、放っておいてもやがて御用となってくれます。



今回の採集地については記載しませんが、結構環境が良くて他にもいろいろな生き物を見つけられたので楽しかったです。うちの6歳児も大喜びでした。

ホンゲンの幼虫以外に捕れた生き物は以下の通りです。



・トノサマガエルとオタマジャクシ

・ドジョウ

・アカハライモリ

・ミズカマキリ

・マツモムシ

・コオイムシ

・ヒメゲンゴロウ

・ガムシ









特に、実際に背中に卵を背負っているコオイムシを見たのは初めてで、感動しました。

ホンゲンの幼虫以外は全てリリースしてきました。



ホンゲンの幼虫も、近くにいたもの同士ですから兄弟かもしれません。

近親交配は避けたいですので、成虫になったら何匹か戻して、別の場所から何匹か持ち帰りたいです。



ところで、話は変わりますが我が家のタガメは数を減らしながらも結構育ってきており、早くも5齢幼虫になりました。

脱皮のシーンを撮ることができましたので、是非ご覧ください。







結構共食いなどで結構数を減らしたのですが、まだ5齢幼虫が20匹ほどいます。

全部成虫になったらえらいことになりそうです。

(近くのペットショップに相談してエサ金魚と交換してもらいたいです。。)


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