先日採集してきたゲンゴロウの幼虫ですが、与えたコオロギに興味を示さなくなり、上陸の予兆が見え始めました。
体長5.5cmということで、ホンゲンにしては小さいサイズですので、前の投稿で力いっぱいホンゲンをゲットした旨書いたのですが、きっとホンゲンではないのでしょう。
ちょっと残念ですが、それはそれで何が出てくるのか楽しみでもあります。
体長5cmを超えるというのはホンゲンにしては小さいものの、成虫になっても2.5cmくらいはありそうです。
思いつく種類としてはクロゲンゴロウかコガタノゲンゴロウなどでしょうか。
フィールドワーク初心者の自分とって、この仕分けは余りに難題です。
で、買ってみたのが文一総合出版の「ゲンゴロウ・ガムシ・ミズスマシハンドブック」です。
この本、幼虫の写真が豊富でとても勉強になりました。
文一総合出版より引用
この本によると、クロゲンゴロウの幼虫は頭が長方形で角ばっており、コガタノゲンゴロウは台形とのこと。
本に掲載されいている写真とうちの幼虫を見比べるに、どうもコガタノゲンゴロウに頭の形が近いようです。
採集地は生息域に含まれていますので、もしかしたらそれで決まりかもしれません。
最初の1匹は自分のリードがまずく、☆にしてしまったのですが、2匹目が無事上陸を果たしました。
ここから20日あまり、ワクワクしながら成虫の掘り出しタイミングを待ちたいと思います。